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迎春

新しい年が始まりました。

サイテック・コミュニケーションズ(略してサイテック)の

壁ドンならぬ壁タン(担当)箏秋です。

これからサイテックの若手でページを回していきます。

中身は未定ですがどうぞよろしくお願いいたします。

さて、画像の文字の右下に捺してある「箏」ですが

少々濃い気がする方もあるのではないでしょうか？

これには日常的に使う朱肉とは異なり

中国製の印泥と呼ばれる朱肉を使っています。

印泥は艾（もぐさ）と硫化水銀を合わせたもので

油と粘土を混ぜたような質感です。

気温や湿度で固さが変わったり分離してしまったりするので保存には気を使い、使う際はよく練ります。

じつは色もさまざまで、私はこの濃い赤の「美麗」と呼ばれるものを好んで使っていますが

日本でよく使われる朱色に近いものもあり、色によってお値段も変わってきたりします。

作品をキリリと引き締めてくれる雅印（の印影）ですが、けっこう主役級の奥深さがあるようです。